
日経平均株価はNYダウ安に過度に連動し、大幅続落の158円安、9537円で週末引けとなった。
昔から云われているのは週末に上げる相場、銘柄は翌週は強いとされている。もちろん証券界のことであり、“大方が喜ばない事柄については、あえて言及しない”ので、週末に下げる相場、銘柄は翌週は弱いとは云われなかった。直前の3週間の週末の動きは下記。
(1)本日30日の週末は158円安。
(2)先週23日の週末は210円高。
(3)先々週16日の週末は277円安。
(1)においての来週は不明であるが、(2)においては210円高、9430円引けから今週28日には9760円まで小さいながらも上値があった。(3)においては、277円安、9408円引けから、翌週の22日には9091円への下値があった。この2件と昔から云い伝えと合わせれば、週末に大幅に下げれば来週は下げると云うことになる。(1)(2)はいずれも300円超なので、来週には9176円割れ引けに至る可能性は少なからずある。
本日の158円安で、NYダウとの単純数値差は10467:9537となっているので、930に至って、再び拡大の方向で、このトレンドは変わらない様だ。本日の下落は円高が原因と云われているが、ある大手証券の専門家は79円まで見ておく必要があるとし、別の大手証券の専門家は、日経平均株価の下値は11月頃に7400円台まで見ておく必要があるとしている。PTAの元会長の様な専門家は年末にかけて14000円としているのは論外だろう。こうした見方も加味すれば、来週の9176円割れ引けの可能性はかなりあると考えられる。
注目のひとつは、今週の28日のザラバ高値9760円は、13週移動平均線の位置9759.94円(ほぼ9760円)で止まった事実である。次に本日安値9505円への押しは9760円からは、2.6%であり、2%押し(2.0〜3.3%)の中間程度であり、来週に9760円を超引けすれば、下記の可能性はあるものの、週末下げ、13週移動平均線で止まった事実からは下記の可能性は低いか一応再掲示しておく。
“ 但し、そうとは限らないことを前提に、天底平行線による戻りメドの追加を行うとすれば、
9395円(5/27)→9091円(7/6)↑10251円(6/21)となり、日々の位置(上値メド)は下記となる。
7月30日では9927円
8月3日では9895円
8月4日では9887円
8月5日では9879円”(以後、暦ベースで日々12円下降を続ける)
上記のそうとは限らないのは、28日の戻りメド9651円に対し、9760円はそれのオーバーシュートではないのかと云うことであった。しかし、前述の2点からは9760円を超引けするのは容易ではなさそう。まして9760円を超引けしても上値余地が小さければ、相場本能からは9760円を超引けしないこともシバシバあるものだ。
次に、直近では個別銘柄の9・6波動抜けのケースについては、ヘッジ買い実行などはせず、損なしヘッジの実行とした。これについては、超引けした銘柄そのものが少ない。なんと10銘柄しかない。随時買い禁止に対して超引けでの買いは随時買いではないが、(き)状態下においては、超引けしても期待も上値余地は小さい。こうしたことから、超引けしてもヘッジ買いではなく、損なしヘッジとしたものである。ヘッジ買いすれば、そのヘッジ買いにも損失が出るのが(き)状態下のヘッジ買いである。更には12月9日以降にしかボトムが出現しないとなれば尚更であった。“12月9日以降にボトム”とする件については下記において確認しておく。
“参照の200日移動平均線の下向きとその後のボトム等を具体的数値等を示せば下記の7件が全てとなる。
(1)90年3月16日に200日移動平均線は下向きに転じ、91年7月22日まで下向きが続いたが、90年3月15日の日経平均株価32671円からは、同年10月1日にボトム19781円をつけた。200日移動平均線が下向きなったの時期からボトムをつけた時期までは6ヵ月半の期間であった。
(2)91年11月27日に200日移動平均線は下向きに転じ、93年3月15日まで下向きが続いたが、91年11月26日の日経平均株価23112円からは、92年8月19日にボトム14194円をつけた。200日移動平均線が下向きとなった時期からボトムをつけた時期までは9ヶ月の期間であった。
(3)94年11月21日に200日移動平均線は下向きに転じ、95年11月22日まで下向きが続いたが、94年11月18日の日経平均株価19302円からは、95年7月3日にボトム14295円をつけた。200日移動平均線が下向きとなった時期から、ボトムをつけた時期までは8ヶ月の期間であった。
(4)96年12月19日に200日移動平均線は下向きに転じ、99年3月12日まで下向きが続いたが、96年12月18日の日経平均株価20093円からは、98年10月9日にボトム12787円をつけた。200日移動平均線が下向きとなった時期から、ボトムをつけた時期までは、22ヶ月の期間であった。
(5)00年5月10日に200日移動平均線は、下向きに転じ、02年6月27日まで下向きが続いたが、00年5月9日の日経平均株価17844円からは、01年9月21日にボトム9382円をつけた。200日移動平均線が下向きとなった時期から、ボトムをつけた時期までは16ヶ月の期間であった。
(6)02年7月31日に200日移動平均線は、下向きに転じ、03年6月30日まで下向きた続いたが、02年7月30日の日経平均株価10003円からは、03年4月28日にボトム7603円をつけた。200日移動平均線が下向きとなった時期から、ボトムをつけた時期までは9ヶ月の期間であった。
(7)07年10月19日に200日移動平均線は、下向きに転じ、09年8月3日まで下向きが続いたが、07年10月18日の日経平均株価17106円からは、08年10月28日にボトム6994円をつけた。200日移動平均線が下向きとなった時期から、安値をつけた時期までは12ヶ月の期間であった。
以上(1)〜(7)からは、上向き又は横バイから200日移動平均線が下向きとなった時期から、最も早くボトムをつけたのは(1)の6ヵ月半であった。これを今回に当てはめれば下記となる。
(8)10年5月24日に200日移動平均線は下向きに転じ、○○年○月○日まで下向きが続いたが、10年5月24日の日経平均株価9784円からは、10年12月9日にボトム○○円をつけた。200日移動平均線が下向きとなった時期から、ボトムをつけた時期までは6ヵ月半の期間だった。
上記(8)は(1)〜(7)と比較すれば、最も早くボトムをつけるのは12月9日と云うことになる。(1)〜(7)と(8)が大きく食い違う可能性は、さほどないと考えておくのが妥当。“今回だけはそうはならない”とする根拠がないので。尚、ボトムとは、以後1年以上の期間において下回らない安値と規定した。”
上記からは、底値圏B買い局面は当面ないことになり、それならば当面は個別銘柄底値圏B買い銘柄については検討を要するところである。来週(月)は種々の事情から上げた方が良い。
それでは今後とも慎重に。また来週♪♪♪♪


